jovbelrist’s blog

地球一気分屋さんの気になる気の話(*^^*)

日本の一つのものから学べる日本の政治に欠けている二つのもの

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2009年真夏の決戦は、自民党が政治史上初めて与党の座を明け渡す一大事変となったわけですが、それはなぜかというと口先だけの説明では国民をごまかせない以下のような分析結果があるからです。
■経済成長率:伸び悩んでおり将来的には横ばい傾向になるかも
■医療負担費:上昇中
少子高齢化:進行中
■税金:法人税負担率、消費税率など部分的に上がる可能性あり
■倒産件数:悪い状態が続いて来ており、中小企業の管理職で自殺者が目立つ傾向
■年金:減少傾向
■年間起業件数:人口・労働者人口などが国際間で異なるため単純比較はできないが、欧米 ‐特にアメリカなど‐ と比較して低い
■失業率:2009年秋には5%台後半にまで上昇し日本史上ワースト記録更新

失業問題は内需拡大への障害として大きく影響する要因の一つだと私は思いますから補足させて頂きますが、政府も企業も失業対策と言えば若い人たちの職の供給に比重を置いているように見受けられ、その証拠に求人広告を様々なWEBサイトや求人雑誌などでチェックしたり、私の知人達の求職活動の状況なども聞いたりして物的証拠を調査結果として得ています。
偏った経済対策は間違った方針です。なぜなら家計や将来の計画のために人生の時期で最もお金を必要とするのは中年期だからです。もちろん若い人たちの将来も大事なわけですから、多様な職を豊富に作り出すパワーとバランス感覚が社会的責任の高い方々が持つべき大事な資質という結論になります。富士山は日本のシンボルで企業名に富士の付く会社は少なからずありますよね。富士山は全世界の山の中でも稀な形状バランスの良い美しい山という事で自慢したがる日本人の方が多いわけです。しかし、その割には中央ばかりに大企業や政府系の重要組織などが集中し過ぎて、地方の発展の為の計画的な投資を充分に行って来ていないと思います。公共事業と言ってもダムとか橋とか道路とか育種かの典型的な事業パターンにばかりお金を出しても恩恵を受けられるのは建設業界とか一部の業界だけです。
日本史には国も企業も国民も一体となってそろそろ真剣にならないと駄目な重大な歴史の節目の時期が訪れているようですね。