jovbelrist’s blog

地球一気分屋さんの気になる気の話(*^^*)

現状の長期的大不況下の日本社会に相応しくない働き方

フルコミなど当てのない仕事は余裕がなければやってられない。
今のような社会情勢下ではフルコミなどと言われる完全能力制の働かせ方をさせるような仕事が根付くわけがない。その証に国民平均年収が200万前後とか正確な数字は忘れたが恐ろしい結果になっているわけだ。
そういう働かせ方、或いはそれに近い例えば入社後一、二ヶ月から長くて一、二年程度の期間とか非常に短期間だけなら一般的な給与水準から見れば低いが一応固定給を支給する(但し色々支給条件があって更に厳しい雇用条件になるケースの企業が少なくないのが厳しい現状)というような働かせ方の企業というのは、社員が生計を立てるのが大変で涙を飲む事になる人達が少なくない分、会社側は楽で会社にお金は入ってくる仕組みなわけですので正直感心しないと言われて然るべきですね。要するに人を働かせるためには通勤費だけ払っていればよいというものではなく、例えば営業なら営業交通費もかかれば通信費等々の費用もかかれば飲食費・光熱費などの生活費もかかるわけですから、外資系企業等の真似をして最低限の生活を維持できるだけの保障すら満足にしないで経費も社員持ちだなどという会社にとっては楽で都合のよい人を人とも扱わないような非情或いは冷酷無比とも思えるようなヒューマニティなどという概念は度外視のある意味バカでもチョンでもできる安直な企業経営をする企業で長期間持ちこたえて働ける人間なんて氷山の一角みたいな比率が関
の山という分析結果になるわけだから今の日本社会の実状には合うわけなどないわけです。それでも自己の可能性を試してみたければそうした劣悪な雇用条件の仕事にチャレンジしてみるのも悪いとは言えませんが、正直妻子ある身或いは結婚を控えている人間(特に世帯主になる人)であれば自分だけならまだしも周りの人間の精神状態まで不安にさせる可能性は十分にある働き方であるわけですから到底お薦めは出来ない働き方ですね。
最低限出すべきもの出さないで人を動かすなんて経済学のいろはの観点からもナンセンスであり質の低い経営者がやる事なのですよ。これがまだ日本の中でも一番景気がマシな状態で人口も多い関東~関西にかけての大都市経済圏なら少しは話が別でそんな酷い会社でも少しは持ちこたえられる期間が延びる場合もあるかもしれませんが、長年景気低迷が続いていて所得・購買力が低い地方経済圏では一部の例外はあったとしてもミスフィットもいいとこでしょうね。